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プロになるための環境と支援
施工管理として監督する私たちと、実際に工事を担ってくれる協力会社の職人さん。二つの立場が協力し合い、現場は初めて成り立ちます。その関係は「プロ同士」。図面を見ながら頭を捻る当社の新入社員には、職人さんがアドバイス。出張先ではともに過ごす時間も長く、次第に深まってゆく仲が、品質にも繋がります。立場も会社も異なる仲間とともに高みを目指す、日本酸素エンジニアリングの施工現場のリアルをお届けします。
配管工事の施工管理を担当。
配管工事の施工管理を担当。
日本酸素エンジニアリング株式会社より委託されるガスの配管工事において、施工管理を行っている。
本当ですね。T.T.さんとは京都の半導体メーカーの増設工事以来でしょうか?
そうかもしれません。研究所の増設と生産工場の新設で、1年くらいかかるそれなりに大きな工事でした。N.K.くんとH.T.さんはどこで会っていましたっけ?
僕が1年目の時に現場でご一緒したかと思います。当時は右も左もわからず、現場をあちこち回ってはすべての技術を少しずつかじっていくような状況でした。それでもC-WELの職人さんたちはあれこれ質問する僕を決して鬱陶しがらず、初心者にもわかる言葉でなんでも教えてくださって。本当にありがたかったのを覚えています。
いえいえ。逆に我々も日本酸素エンジニアリングのみなさんに日頃から無理ばかり言っていますが、いつも親切に耳を傾けていただいて助かっています。
「こういうふうに施工をしたいから、お客さまに話を通しておいてもらえませんか」とお願いすることもありますし、我々が施工しやすいよう全体のスケジュール調整をしていただいていますし。とても配慮してもらっていると感じます。
C-WELさんが配管施工の現場に密着してくださる分、私たちは工事全体を見て調整するのが仕事ですから、働きやすい環境をつくるのは当たり前ですよ!
いや、それでも大変だろうなと思って見ているんですよ。我々は毎日現場で手を動かすことを主にやっていますが、日本酸素エンジニアリングのみなさんは現場だけでなくそこから先がありますからね。
打ち合わせをして、図面を修正して、工程を組み直して・・・・・・。我々が翌朝来たらまたスムーズに施工できるようにすべての調整を完了してくださっている。いつも感謝しています。
僕にとってC-WELのみなさんは、社外にいる頼もしい先輩集団。例えば僕が図面を見て「この配管はこういうルートで通せばいいだろう」と思い描いていても、ベテランのC-WELさんから「いや、こっちの方がいいかもよ」とご提案をいただける。それを聞いて「なるほど、こういう選択肢もあったのか!」と、とても勉強になるんです。
そうそう、歴が長い私でもC-WELの方々から学ばせてもらうことがよくあります。どうすれば品質を落とさずに、より効率良く施工できるかのアイデアをいつもご提案くださるんですよね。立場は関係なく、良いモノづくりのためにフラットにお付き合いできている感覚です。
決して日本酸素エンジニアリングさんの考えてきた配管ルートが間違っているわけじゃないんです。ただ現場に行くと、たまに図面にはなかった障害物があったりして、それが予定されていた配管ルートを塞いでしまうことがあって。そういう時に「じゃあ、こうしましょう」というご提案はさせていただいていることが多いのかなと思います。
当社にはいわゆる自社検定制度があり、一定品質以上の現場には講習やテストを受けた上でしか入れないことになっています。こうした検定は、うちの社員もC-WELさんのような協力会社の社員さんも同様に受けなければならないのですが、負担になってはいないですか?
いえいえ、むしろ日本酸素エンジニアリングさんの講習を受けさせてもらうことが当社のレベルの底上げにつながっているので、ありがたいくらいです。
それに品質に厳しい日本酸素エンジニアリングさんに認められて、継続的にご発注いただけるのは、我々の誇りでもあるんです。
例えば事前にテストピース*をお作りして「このような溶接をします」と提出してチェックいただく時も、ちょっとした厚みまできちんと評価してもらえますし、工程の中でも検査班など専門部隊に細かく分けて対応されていて。そうした普段の体制が工事の品質の高さにつながっているんだろうなと思います。
*テストピース:強度、性能、品質を検査・評価するために作成されるサンプル
現場が同じになると、工事が始まる前・期間中・終了後と、協力会社さんともご飯や飲みに行って仲良くなることが多いです。H.T.さんとも京都のプロジェクトの時はよくご一緒しましたよね。
そうでしたねぇ。この仕事は全国各地の現場に入るので、出張が増え、自ずと仕事仲間と外食になるんですよね。そういう機会にプライベートなことも色々とお話しして、みなさんと親密になれるのも仕事の醍醐味だと思っています。
わかります。長期出張中は休みの日も特にやることがないから、ゴルフなどのレジャーに一緒に繰り出すこともありますよね。気がついたら自社の支店のメンバーより仲良くなっていることも多々(笑)。
ちなみにN.K.くんからすれば、協力会社のみなさんはだいぶ年上だよね。でもいつも職人さんと仲良く過ごしているけど、どんなふうにコミュニケーション取ってるの?
最初が一番難しいんですよ。最初は敬語でやや硬めに話しかけ、相手を見て、仲良くなれそうなら徐々に距離を縮めていく。話題もプライベートなことからお酒のこと、ゴルフのことなど広げていって、時折ちょっと砕けた話し方をして年下感を出し・・・・・・。
めちゃくちゃ考えてる!(笑)
そうやって懐に入って、一人ずつ仲のいい人を増やしていくんです。話しかけてみればみなさん優しくていい人なので、緊張するのは最初だけですね。
うちの社員も十人十色で、中にはスロースターターというか、ゆっくりしか仲良くなれない人もいるかと思うんですが(笑)、そうやって話しかけていただけると、現場でも日本酸素エンジニアリングの社員さんにいろいろな相談をしやすくなるのでありがたいです。
コミュニケーションは本当に大切ですよね。お金の流れだけで言えば、私たちが発注者、C-WELさんが受注者という関係になってしまいますが、本当のところは「私たちのできないことをやってくださっている」関係。あんなに綺麗な溶接は、やれと言われても私たちには到底できません。
尊敬と礼節を持って、現場でも何かを説明する時には図面を用いてわかりやすくお伝えするよう心がけていますし、これからも仲良く、気持ちよくお仕事ができれば幸いです!
N.K.くんは、社内外の先輩に囲まれた現場経験を通して、どんな面が成長してきたと思う?
最初は「今この工事をする」という一点でしか考えられなかったのが、「どんなゴールを目指してこの工事をしているのか?」「お客さまは何をしたがっているのか?」を考えて逆算できるようになったのが成長かなと思っています。
例えばお客さまが将来的に増築したいと思われているなら、あらかじめ増築しやすいような施工をご提案したり、「今はこのくらいの量しかガスを使わないけれど、将来的にはもっと多量に使いたい」と思っておられるなら最初から太いパイプを使ったり。
じゃあ、ある意味ではお客さまとも一歩踏み込んだ会話ができるようになったんだ。正しく深いニーズをヒアリングできるようになったというか。
それはあると思います。また、ニーズを踏まえて「じゃあどうしたらいいか」のご提案ができるようになった背景には、たくさんの現場で先輩のやり方を見たり、C-WELさんのような社外の職人さんとコミュニケーションを取る中でアイデアを蓄えられたのが大きいと思います。この仕事って、わかってくると俄然楽しくなってきますね。
確かにね。持ち上がった課題に対して、多方面とコミュニケーションを取りながら解決していけるのは楽しいよね。
これからも日本酸素エンジニアリングさんには新人さんが入ってくると思いますが、N.K.さんみたいにモノづくりに興味を持ち、「一緒につくっていく」という空気からつくっていける人が仲間に増えていくと嬉しいですね。
私たちも日々技術を磨きながら、日本酸素エンジニアリングさんの高いご期待に応え続けていけたらと思っています。
これからも色々と教えてください。そして個人としても会社としても、どんどん高いレベルの現場に一緒に挑戦していけたら嬉しいです!
C-WELさんと現場以外の場所で会うのって、ちょっと新鮮ですね。