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こんにちは。メンテナンス業務の現場で欠かせないウチら工具が、今回はSくん(2011年入社)の成長をみなさんに教えちゃうね。
配管の繋ぎ目にウチをかけて、ガスが漏れている箇所があったら、泡が出てくるからそれってアウトってことじゃん?だから、ウチがちゃんとガスが漏れていないか見といてあげてんの。
ガスタンクは精密だからな、ちょっとの不備も許されん。だから、ガスタンクの真空断熱部分が真空になってるか、俺が確認するんだ。要は、真空断熱部分のメンテナンスでは必需品ってことだな。
Sくんは、機械部品を組み立てたり、解体したりすることが大好きだったらしいよ。だから、前職は自動車整備士だったんだって。「なんでこの仕組みなんだろう」と考えるのが楽しいらしくて、今の業務にも近いものがあるかもってウチ思った。
実は、新潟駐在の日本酸素エンジニアリング社員は、今ではSくん一人なんだ。新潟のインフラを支えていると言っても過言ではない。とはいえ、一人で業務を担当できるようになるまでには、かなり苦労しておった。
Sくんには、忘れられない失敗があるんだって。入社してすぐ、知識不足でお客さま先の設備の一部を壊しちゃったみたいなの。その設備がないとお客さまは次の日から作業ができない。代わりのものを取り寄せると数ヶ月かかってしまう。超絶ピンチな状況になっちゃったわけよ。
そこを助けてくれたのが、当時の直属の先輩。対策方法を教えてくれて、お客さまとも協力しながら、問題を無事に解決していたな。
それがすっごい悔しかったらしくて、次は失敗をしないように、めっちゃ勉強し始めてた。
教えてくれてた先輩はすっごい勉強熱心で、資格の勉強を率先してやってたり、質問をすればなんでもすぐに答えてくれたりしたから、Sくんも尊敬してて、たっくさん質問して勉強してたよ。
そうだな。教えてくれた先輩は、Sくんに今何が必要かを考え「この設備を扱う時にはどんなことに注意するべきか」や「メンテナンスの手続きの仕方」など細かく教えていたな。他にも「こういう練習しといて」と練習材料を渡していた。しかも、ただ知識を与えるのではなくて、Sくんに合わせてタイミングと量を組み立てながら。まるで独自の育成プログラムみたいな感じだったな。
おかげさまで、はじめはガスや化学の知識が全くなかったSくんも、先輩の細やかな指導で不安はなくなったみたい。気づいたら、探究心をくすぐられていて、なんかさ、機械の中身とかめっちゃ調べててさ、現場で即座に対応できる実践的な知識まで、みるみる知識をつけていったの。
そうしてSくんは、徐々に自分の力でメンテナンスができるようになっていったんだ。一番やりがいを感じるのは、お客さまが疑問を持っていた箇所を自分が整備することで解決ができた時。
ある現場では、お客さまから「ここを見てください」と言われたらしいんだけど、別の部分に原因があることを突き止めてさ!「こちらに異常がありました」と見落とさずにお客さまに報告して、不具合を解決してたの!お客さまも、想定していなかった不具合を見つけてくれたことを喜んでて、さすがにSくん嬉しそうな顔してたな〜。ウチ、すご!って思ったんだけど!
確かに、見事だったな。その後は、先輩も退かれ、Sくんは今や一人で新潟やその近隣の県の現場を、業者さんと協力しながら担当している。1年で担当するメンテナンスは100件に。何もトラブルなくその1年を全うできた時は「自分、やれるじゃん」って自信を持てるようになったそうだ。
一人前になった今でも、Sくんは、先輩のように、常に新しいことを学んでるんだよね。今は、「新たな考え方や価値観を積極的に取り入れること」に挑戦してるみたい。約半年間にわたる社内のグローバル研修に参加したり、これまで以上に多様な人と関わるようになってて、すごすぎって感じ。ポジティブで誰とでも打ち解ける同期の存在もあって、Sくんは自分の世界をどんどん広げてるよね〜。
技術者としての成長はもちろん。一人の人間としても新しい考えを受け入れ、自分自身を変えようとし続けるSくん。これからの活躍も楽しみだ。
Sくんはな、2011年に中途で日本酸素エンジニアリングに入社。北関東支店のメンテサービス課・新潟駐在として頑張っておる。主な仕事は、高圧ガス設備の保守メンテナンス。車両に検査機器を積み込んで、新潟を中心に東北や北関東のお客さま先に出向き、バルブからガスが漏れるのを防いだり、腐食した設備を整備したりしているんだ。